[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

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アメコミ:GHOST RIDER (2022)#8

復讐の精霊生誕50周年を祝うサバトの第8幕!

オカルト専門のエージェントと共にブラックハートの野望を挫け!

前回はこちらから↓

 

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【あらすじ】

ブラックハートの目的は復讐の精霊のコピーの生成、それが成し遂げられてしまった。

一刻も早く地獄の王子の野望を挫かなければ。ジョニーはエージェントタリアと共に一連の事件の裏でブラックハートの影があることを突き止め、彼の居所と思われる場所を探し出す。シカゴ。その地から炎が巻き起こっていた。しかし、彼らの行く手を阻むモノ、シャドウ・オブ・ヴェンジェンスことエキゾーストの妨害が…。

復讐の精霊が辿ったこれまでの事件は全て繋がっていた。
シカゴに何があるというのか?
【光と闇のバランスを崩す者と正す者】

今回の事件の首謀者は地獄の王子、ブラックハート。地獄を支配し、地上を幾度となく混乱に陥れてきた最恐の悪魔だ。そんな彼は手下たちを利用してジョニー・ブレイズを利用して念願であった復讐の精霊を手に入れた。

だが、そんなブラックハートの意思に従わずに独自の考えで動いていた者もいた。幻覚に囚われ、悪夢を見せられていたジョニー・ブレイズに復讐の精霊を植え付けて結果的に彼を救った闇の魔術師ゼブがそうだ。彼も元はブラックハートの配下に所属し、今回の事件に加担していたが、ブラックハートの世界のバランスをも崩壊せんとする危険な考えやそんな彼にとって代わろうとするアルバスターを見る内に、趣向を変えて彼らを止めようと計画する。彼がジョニー・ブレイズを注視し、エージェントタリアに接触してアルバスターを始末したのも全てはブラックハートを止め世界のバランスを保つため。

地獄の悪魔であっても世界の崩壊は望むものではない。そんな者たちは過去にも何度か登場してきたが、彼らが現れる時は地獄や地上だけでなく、天界にも影響を与える事件が多かった。今回もその類なのか?

最恐の悪魔サタンを止められるのは、復讐の精霊だけだ。
ゼブの考えに賛同する悪魔たちが打つ次の一手は…。

一方で、そんなブラックハートの意思の元動くのは復讐の精霊のコピー、シャドウ・オブ・ヴェンジェンスことエキゾースト。彼は計画の障害となるジョニー・ブレイズとエージェントタリアを妨害するべく鹿や鳥といった野生の動物たちを次々と取り込んでモンスター化、シカゴに向かう彼らにぶつけてきたのだ(動物愛護団体ブチギレ不可避)。

次々と襲い来るモンスターたちの突撃でタリアの愛車は傷だらけに。しかし、その程度の妨害で止まるエージェントはいない。そう叫ぶ彼女はジョニーの力を借りて愛車をヘルマシン化させる。醜悪な怪物たちを焼き殺し、爆走する様は非常にスカッとする。

カラスの糞まみれにされた挙句、今度は動物の衝突で傷だらけに。
内心タリアもキレていたのだろう。

 

復讐の精霊の行く手を阻む者はいない。ヘルマシンはエキゾーストの妨害を振り切り、無事に(?)シカゴに到着。漆黒の夜に包まれ、不気味な雰囲気に包まれた街には至る所に得体の知れない悪意が潜んでいた。ビルの角に、排水溝に、何処にでもあるあらゆる場所に。その悪意の影響かジョニーの魂に取り憑く復讐の精霊が、ジョニーの意思を無視して目覚めようとしていた。

世界のバランスを正す、それは善良な人々の血で染まった悪意を根絶やしにすること。

制御不能の怪物が目覚める…。

エージェントタリアの言葉も今のジョニーには届かない。
復讐の精霊を阻むことは不可能なのだ。

…ぶっちゃけ、亡くなっているとはいえ妻がいるジョニーにアプローチかけてくるエージェントタリアにザラソスがキレてきただけにしか見えないが(笑)