第二次スーペリアタコ大戦勃発!
オットー・オクタビアスに最大の危機が!?
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【あらすじ】
あるゆる並行世界(マルチバース)にて様々なオットー・オクタビアスの死を見てきた男、スプリーム・オクトパス。彼は自分を含めた優秀なオットーが存在する世界を存続させるためにオットーが死亡した世界を破壊、吸収してきた。
一方、並行世界の自分を打ち倒したドックオクは有頂天。気を良くしたのか元来の傲慢な気性が出てしまい、スーペリア・フォーの仲間たちもそんなドックオクに不信感を抱き、取っ組み合いの大喧嘩に発展する。
そんな中、ゲートの事故が起き、並行世界の崩壊寸前なアトランティスに飛ばされてしまうスーペリア・フォー。帰る手段がない彼らは「こんなことになったのもお前のせいだ!」とドックオクを糾弾。
そのときアトランティスが崩壊、大津波が発生。津波にのみこまれそうになったドックオクはスプリーム・オクトパスの手で別の世界に転送される。
一個人の力で世界を破壊し、自由に世界を行き来できる強大な魔術師、スプリーム・オクトパス。自分よりスーペリア(より優れた)彼の存在を許せないドックオクは彼に敵意を向けるが…。
【凄すぎるぞ、スプリーム・オクトパス】
スプリーム・オクトパスはアトランティスを1人だけで破壊しただけでも凄いのだが、今回は意識だけをアース616に送りドックオクに警告する、自分が望む者なら世界を跨いで自由にポータルを開き転送できる、と超常の力(魔術)を次々と発揮。
ポータルを開いてスーペリア・フォーを自分の世界に呼び寄せる彼にスーペリア・フォーは警戒、仲違いしたまま結託するが、そんな彼らに恐れるどころか自分の力を見せつけ戦意を挫こうとする。
【ヤバすぎるぞ、スプリーム・オクトパス】
スーペリア・フォーの面々は自分たちの能力を駆使して目の前の敵に挑む。ドックオクの指揮にハルクの怪力、ウルヴァリンの俊敏性、ゴーストライダーの地獄の力、普通の相手ならば何も問題はないはずだ。
だが今回の相手は違う。スプリーム・オクトパスはシュマゴラスを吸収、その全ての力を自分のものにしていた。加えて彼らの能力と弱点も全て把握しており、的確に1人ずつ強大な魔術で無力化させてしまう。
あまりにも力の差があり過ぎる…。
【傲慢の代償】
オットー・オクタビアスは昔から天才だが傲慢なのが玉に瑕なのだが、今回の一連の事件は全てドックオクの傲慢さが招いたものだ。仲間たちの忠告を素直に聞いて計画を見直せば済んだ話だったものを、自分はスーペリア(優秀)なのだから問題ない、と強行したためにスプリーム・オクトパスにつけ入れられることになってしまった。
戦闘中にも仲間たちを部下のように扱ったり、眼前の敵との実力差を認められず意地を張るがために思いもよらない展開に…。
裏切ったオットーたちとスプリーム・オクトパスの手で自分のテンタクルアームを破壊され、スプリーム・オクトパスの居城の牢獄に幽閉されてしまうオットー。
だが、彼は諦めていなかった。スプリーム・オクトパスへの復讐心を滾らせていた。どんな逆境に追い込まれても彼は諦めない、何故なら彼はスーペリアなのだから。