[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

アメコミ、アメトイに関して語るブログです。MARVELのダークヒーローやクライムファイター中心。

アメトイ:マーベルレジェンド スパイダーマン(東映版) レビュー

地獄からの使者、スパイダーマン!全てのスパイダーのため、悪は俺が倒す!

というわけで、今回はマーベルレジェンドスパイダーマン東映版)のレビューだ。

スパイダーマン東映版)はその名の通り東映が1978年に制作した特撮TV番組「スパイダーマン」の主人公であり、このレジェンドはスパイダーマン生誕60周年を記念したアニバーサリー商品。

パッケージも特別仕様で制作され(でかでかとカタカナで書かれたスパイダーマンのロゴや全体的に和風テイストな装飾)と、単純にスパイダーマン東映版)のアクションフィギュアがアメリカから発売されただけでも非常に貴重なレジェンドとなっている。

正面から。アメトイとなって帰ってきた僕らのスパイダーマン!プロポーションはちょっと独特。

背面から。毎度毎度思うのだが、この穴はどうにかならないものか…。

バストアップ。プロポーションが独特だと先述したが、このレジェンドは当時のアクターがスーツを着ている様子を再現している。妙にリアルな肩幅に胸筋、スーツの所々に造形された皺とまるで昭和の時代からそのまま飛び出てきたかのような再現度に眩暈がしそうになる。背中にファスナーが造形されていたら完璧だった。

ハズブロの本気ぷりに当時の東映スタッフもご満悦ではないだろうか。

?「アーツには負けない男、スパイダーマッ!」

右腕に装着したスパイダーブレスレット。画像では分かりにくいだろうが、ブレスレットには「SPIDERMAN」のプリントがされている。流石に開閉ギミックはないが十分だと言えるだろう。

可動域は新しめのレジェンドなだけあって優秀。スーパーヒーロー着地も簡単にできる。「今時のレジェンドにも負けない男、スパイダーマッ!」

付属品のスパイダーストリングスとスパイダーネット。一時期のスパイダーマンのレジェンドに多く付属されたものの色変えで、スパイダーマン東映版)のは白色で統一されている。色が変わるだけで縄ぽく見えるのが嬉しい?惜しむらくは持ち手が付属しないからウェブを持てないことか。

手に引っ掛ける形でウェブを持たせてみる。これでは文字通りの鞭だ(?「鞭の名人、ただしその腕前日本じゃ二番目だ」)。…今回はいつもより昭和感に溢れている気がするな。

 

レッドスカル「フハハハハ、よくやったぞお前たち。このコズミック・キューブがあれば地球は我々ヒドラのものだ!」

?「そうはさせんぞ、梅男!」

レッドスカル「!?誰だお前は!」

スパイダーマン「情け無用の男、スパイダーマッ!」(例のBGM)

スパイダーマン「ゆくぞ!」
ナレーション「スパイダー星人ガリア由来の驚異的な身体能力と特殊能力を持つ山城卓也は、単身ヒドラの秘密基地に潜入。彼らが企てた恐ろしき侵略作戦を阻止するため、卓也はスパイダーマンへと変身するのだ!」

最後は寸劇で締め。クオリティ低すぎ?それは言うな。

管理人的にはこのスパイダーマン東映版)はアメコミに興味を持った頃に知ったスパイダーマンだっただけに、レジェンド化のニュースには驚いたものだ(ブレイドサム・ライミスパイダーマンX-MEN等は観ていたがアメコミ原作とは知らなかった)。やれ黒歴史だのやれ鬼畜だのネタにされてきた彼だが、アメコミ版スパイダーバースに登場したのを皮切りに少しづつ評価が改められてきたのは非常に嬉しい。次はレオパルドンのレジェンド化が待たれる。ビルドで出してくれないかな~。

 

 

 

拓也「アクロス・ザ・スパイダーバースでは出番がなかったが、今年公開される新作では俺とレオパルドンが大活躍するんだろう。銀幕で活躍できるとか感無量だな~」

マイルズ「あー、期待してるとこ悪いんだけどさ。多分あなたの出番はないよ?日本出身のスパイダーマンていったらSP//drと被るし…」

拓也「彼女は日系アメリカ人なのであって日本出身じゃないだろ!俺は決して諦めないぞ!」

卓也のカッコいい姿を映してくれると信じてるぞソニー・ピクチャーズ。