想像しろ、超えてやる
ということで、今回は実写映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりノー・ウェイ・ホーム3パックのレビューだ。
タイトルの通り3パック、つまり劇中に登場したトム・ホランドが演じたMCU版スパイダーマン、トビー・マグワイア演じるサム・ライミ版スパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールド演じるマーク・ウェブ版スパイダーマンの3人のスパイダーマンが揃い踏みした豪華セットとなっている。スパイダーマンそれぞれに握り拳・開き手・ウェブ発射ポーズが左右セット、さらにウェブエフェクトパーツも3人分付属。プレイバリューも豊富で、満足度も非常に高い。素顔パーツは付属しないことが欠点か。
3人のスパイダーマンを並べると、同じスパイダーマンながらも全く異なるキャラクターに見えてくるのだから不思議なものだ。3人揃うとトム・ホランドの末っ子感が際立つし、アンドリュー・ガーフィールドの長身&イケメンぷりがよく分かる(このルックスで陰キャを演じるのは無理があったと管理人は今でも思ってる)。トビー・マグワイアの安心感は流石の一言。管理人にとっての初スパイダーマンはライミ版だった故、手にとってちょっと感動したものだ。
MCU版スパイダーマンはライミ版やウェブ版と違って意図的にか「大人に守られているために一人立ちできない子供」キャラクターと演出されていたように感じていたために、管理人はあまり好きになれなかったが、ノー・ウェイ・ホームでの彼はまさにスパイダーマンのヒロイックさと業を背負って自立したように感じた。2人のスパイダーマンたちの想い、恋人と親友への変わらない想いを抱えて彼は今も「親愛なる隣人」としてニューヨークを駆け回っているのだろう。
来年には「ノー・ウェイ・ホーム」アソートにグリーンゴブリン、ドクターオクトパスも発売されるだけに、スパイダーマンの勢いはまだまだ止まらない。エレクトロの発売も待ってるぞ。