見せてやる、僕の力を
ということで、今回はマーベルレジェンド、スパイダーマン(マイルズ・モラレス)の解説だ。
マーベルユニバースでの顔役の1人であるスパイダーマン、このヒーローだけでも多くの派生キャラクターが生み出されたのはこのブログでも既に何度も書いてきた。そんな彼らの中でもマーベルが特に推しているのが、このマイルズ・モラレスだろう。
そんなマイルズの生誕10周年を祝うために2018年から刊行された「MILES MORALES:SPIDER-MAN」で登場した新コスチューム、それがマーベルレジェンドとして立体化された。これまでのマイルズのコスチュームでは「黒をベースに白いアイマークに赤いスパイダーパターン」だったが、今回のコスチュームでは黒が主体なのは変わっていないが白を廃止して赤色を増やしたシックなものに変化。特徴的なパーカーや足のスパイダーパターンと、コミックでの姿を完全再現してくれているのがうれしい。
上着にパーカーを着て、靴を履いているのは「スパイダーバース」のオマージュか。
察しているもしくは購入した方なら知っているだろうが、新コスチュームのマイルズの可動域は歴代スパイダーマンたちの中でもかなり悪い部類に入る。
アイデンティティであるパーカーが邪魔して脚は上がらない、パーカーの下の素体には可動軸が存在しないために胸部は不可動(そもそもパーカーが硬くてまともに動かないだろうが)、腕も何故か二重関節じゃないと散々。
折角のアニバーサリー商品なのに。。
上半身についてはボロクソに書いてしまったが、下半身は別。
足首には回転軸が設けられているので、ボールジョイントと合わせて抜群の表情付けを可能にしている。まあ、上半身が全てを台無しにしているのだが。
比較してあげたスパイダーマンの解説はこちらから↓
最後はピーター・パーカーとマイルズ・モラレス、ダブルスパイダーマンで締め。
生誕10周年を記念したアニバーサリー商品ながら可動域は悪い、おまけに付属品はいつものウェブを放っている手首だけと正直手抜きに感じなくはないこのレジェンド。しかし、「コミックでの姿を完全再現しているか」が管理人には重要視しているポイントなので立ち姿は完璧だと思う。乏しい付属品は同時期に発売されたゲーム版や「アクロス・ザ・スパイダーバース」版から持ってくればいいしね。
マイルズの今後の活躍に期待しつつ、可動域等を改善した完全版の発売が待たれる(←)。