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アメトイ:マーベルレジェンド スーペリア・スパイダーマン レビュー

この世界が必要としているのは、スーペリア・スパイダーマン!それはつまり、私だ!

というわけで、今回はマーベルレジェンドスーペリア・スパイダーマンの解説だ。

スーペリア・スパイダーマンハズブロから発売されたアルティメット版グリーンゴブリンアソートにラインナップ。

コミックでのスーペリア・スパイダーマンのスーツは大きく分けて前期と後期二種類のものがある(2018年に刊行されたものではスーツのデザインが先に上げた2つものとは微妙に違う)が、このレジェンドは後期のスーツを意識しており(ウェブシューターやスパイダーアームがないが)、黒いカバー状のゴーグルや不規則な配列のウェブパターン、全身のダークなカラーリングが目を引く。徹底的に本家本元であるスパイダーマンとは違う、より“優れた”スパイダーマンとして造形されている。

素体はスパイダーマンのものを流用しており、可動性は良好。肩の引き出しギミックも健在なので自由度が高いアクションが可能だ。これでアームがあれば…。

正面から。
明るいカラーのスパイダーマンとは違う威圧感を与える雰囲気が漂う。

背面から。
背中の穴はないから巨大な蜘蛛のエンブレムもしっかり映える。

バストアップ。ウェブパターンはスパイダーマン同様にペイントで表現。不規則に入り乱れた蜘蛛糸の表現が見事。愛嬌を全く感じないゴーグル、胸にでかでかと描かれた蜘蛛のシンボルマーク、赤と黒のスーツと敵をビビらすためにはまずは見た目から、とはよく言ったものだ。

マーベルレジェンドには道具類を持たせる為の手が付属することが多いが、スーペリア・スパイダーマンの場合は何故か親指を立てたものになっている。サムズアップは似合わないが、これをひっくり返すとキルサインに変貌。苛烈なオットーらしい?

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基本はアメイジングスパイダーマンのリデコなため、肩を引き出すギミックをはじめとしたスパイダーマンお馴染みの可動域は健在。

オットー「ピーターにできて私にできないことはない!マキシマム・スパイダー!」

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指の先端にはツメが造形。他のスパイダーマンのレジェンドにはないこのツメは、格闘戦で効果を発揮する武器となる。

古いレジェンドだがストレスなく、がしがし動かせる。これぞアメトイよ。

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本家スパイダーマンと。
似ているようで全く似ていないのが面白い。

本家スパイダーマンのマーベルレジェンドの解説はこちらから↓

 

lagia.hatenablog.com

 

相容れない異なる正義を掲げる2人のスパイダーマン。勝った方が己の理念を通せるなら最後に立っているのはアメイジングか、それともスーペリアか。

数多くのスパイダーマンのマーベルレジェンドが発売されているが、スーペリア・スパイダーマンのマーベルレジェンドは2022年現在でもこれのみ。可動性はこのままでウェブシューターとスパイダーアームを備えた完全版を今からでも発売してくれないだろうか。ずっと待っているんだぞハズブロ

 

そして2024年、遂にウェブシューターとスパイダーアームを完備したスーペリア・スパイダーマンの発売が発表されたぞ!めでたい!

アームの可動性は勿論、レジェンド本体の遊びやすさにも注目したいところ。