[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

アメコミ、アメトイに関して語るブログです。MARVELのダークヒーローやクライムファイター中心。

アメコミ:MIDNIGHT SUNS#3

ダークディメンションの大冒険!

悪鬼が巣食う魔界で事件解決のカギを手に入れろ!

前回はこちらから↓

 

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【あらすじ】

クレアにより異世界に飛ばされたミッドナイトサンズ。彼らが踏み込んだ地が悪鬼巣食う闇の世界、ダークディメンション。今回の事件の解決の手掛かりを求めるミッドナイトサンズに襲い掛かる影が。

一方、ゾーイを匿うアガサ・ハークネスの元に執念深くアミュール・トーカーの魔手が迫ろうとしていた…。

アミュール・トーカーと彼のマスターであるヴァルト。
闇はベテランの魔女の精神を蝕もうとしている。
【非力と本当の強さ】

ダークディメンションに住まう魑魅魍魎を次々と打ち倒しながら、手掛かりを求めて移動するミッドナイトサンズ。この闇の世界は人智が及ばない異空間。意識を強く保たなければ、こちらの精神は闇に取り込まれてしまうだろう。

そんな危険な異世界にて珍しくも弱気な姿を見せてしまう者が1人。ニコ・ミノル。魔女の血を持つ彼女はストレンジ・アカデミーの教師として教鞭を振るい、生徒を導いてきた。彼女の武器であるマジックアイテム“スタッフ・オブ・ワン”は一つの呪文しか使えない代わりに絶大なパワーを発揮することが出来る。ニコの体内に埋め込まれた杖は長らく彼女の助けとなり、彼女を象徴するアイテムとなっていた。

そんなスタッフ・オブ・ワンは今のニコにはない。とある事件を機にスタッフ・オブ・ワンを手放したニコは、現在は杖の代わりに妖精たちの力を借り、培ってきた魔法の知識と経験で足りない力をカバーしてきた。だが、それでは今回の事件には太刀打ちできない。ダークディメンションの住人たちに手も足も出ずに囚われ、ブレイドたちに助けられる有様はニコのプライドを傷付けてしまう。

教師として、ヒーローとして生徒を助けたいが力が無ければ何も出来ない。

他人に弱さを見せることが苦手なニコだが、今回ばかりは耐えられなかったようだ。

己の力不足を嘆き、涙を見せるニコ。
だが、彼女には寄り添う仲間がいる。

敵に立ち向かうには、その敵を打ち倒せる力を持つのが一番手っ取り早い。そういった意味では、ニコはミッドナイトサンズでのお荷物なのかもしれない。しかし、仲間たちはニコのことを突き放したり、邪険にすることもしない。力が足りないなら、皆の手で補い支え合う。ただひたすらに力を求める必要はない。大事なのは心の強さなのだから。

 

やがてミッドナイトサンズは自分たちが求めた手掛かりを見つける。それは鎖に繋がれたソーサラー・スプリームとなった世界線のトニー・スタークだった。自分たちも予想だにしなかった人物との出会いに困惑するが、一先ずは彼を解き放つことに。

トニーはミッドナイトサンズが自分の元に来ること、ヴァルトら闇の存在が動いていること、ゾーイに危機が迫っていることを察知していた。今のミッドナイトサンズではヴァルトたちには勝てない、ヴァルトたちはダークディメンション由来の特殊なフィールドに守られており、通常の手段では太刀打ちできないのだ。そう語るトニーは魔術と錬金術を駆使してダークディメンション由来の武器と防具を即席で創り上げる。目には目を歯には歯を、同じ条件で戦えば勝機はある、ということだ。

しかし、先述した通りダークディメンションは人智を超えた危険な存在、そんな力を身に付けるのは非常に危険だ。闇に飲まれないためには心を強く保たなければならない。

“闇夜の太陽”の真価が試される時が来たのだ…。

赤と黒の鎧を身に纏うミッドナイトサンズ。
トニー御手製のアーマーの性能は次号明らかに?