闇夜の太陽…。
彼らはミッドナイトサンズ！
【あらすじ】
魔術師見習いが集う魔法学校、ストレンジアカデミー。
そこに通う女生徒ゾーイに異変が起きる。闇の存在が彼女を操り、教師も生徒たちも皆殺しにしてしまう悪夢、そんな幻覚をストレンジアカデミーの関係者全員が見てしまう。教師たちは異変を煽る闇の存在を撃退できるのか…？
ドラキュラの監視にアベンジャーズにと、デイウォーカーは働き過ぎだ。
【ミッドナイト“サンズ”】
本作は90年代に刊行されたオカルトヒーローたちのクロスオーバーイベント「ミッドナイトサンズ」を意識した作品だ。90年代のミッドナイトサンズは「Midnight sons＝闇夜の息子たち」だったが2022年に発売が予定されているゲーム作品「Midnight suns＝闇夜の太陽」に合わせたタイトルに変更、心機一転し、序に女気がなかった初代からマジックやニコ・ミノル、クシャラとオカルト路線の女性ヒーローたちをチームに加えたものに。…良くも悪くも“今風”な印象を抱かせる。
太陽たちが加わっても気を抜くと闇に飲み込まれてしまいそうな危ない雰囲気は健在なのは非常に嬉しい。
闇の存在は、常に世界の外から狙っている。そんな連中から身を守る術を身につけるべし。
【闇の存在アミュール・トーカー】
ストレンジアカデミーは魔術師のタマゴたちが集い、魔術を学ぶのと同時に心身を鍛え、正しい倫理感を学ぶ場だ。
そんな学校に通う生徒はピンキリだが不安定だが強大な力を持つ。故に人間の理解を超えた超常の存在に狙われやすいのだろう。不気味な姿を持つ闇の存在アミュール・トーカーに狙われた女生徒ゾーイ・ラビューはニューオーリンズ出身の魔女の家系、自分でもコントロールできない力を狙う怪物が恐ろしい。
闇の存在に狙われるゾーイを確保、守るためにニコとマジック、アガサ・ハークネス、ブレイドに異変を感じ取りやって来たスピリットライダー、更にマジックから助太刀をして欲しいと言われ連れて来られたウルヴァリンがストレンジアカデミーに集う。
闇の存在の撃退には成功するが、そこに別の脅威がミッドナイトサンズの前に現れる。
この非常事態の中現れたドクター・ドゥームの目的は一体何なのか。
