至高の魔術師たちの共演劇の第5幕!
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【あらすじ】
1600年代、時のイングランドに1人の天才がいた。彼の名はアイザック・ニュートン。知識を探求し続けた彼は魔術を極め、何時しかソーサラー・スプリームと呼ばれるようになった。
時空を越えて魔物たちと戦い、世の平定に尽力する彼はダークディメンションに侵攻するドクタードゥームを倒すべくドクターストレンジに協力を求めた。
ドゥームを追い詰める彼らだが…?
【魔術師サー・アイザック・ニュートン】
今回スポットライトが当たるのは前回でストレンジたちを裏切ったアイザック・ニュートンだ。ニュートンといえば重力を発見、立証してやがて万有引力の法則を打ち立てた偉人だが、マーベルにおいての彼は学者であるのと同時に魔術師だったのだ。これにはストレンジもびっくりである。
飽くなき探究心を満足させるために知識を深め、やがて魔術を求めるとは向上心の塊のような男だ。
だが、一方で虐げる周囲の人々の存在と自身のプライドの高さが災いし、鬱屈した精神を持つようになっていた。超が付く程の天才の周囲には、親しい者は誰もいなかった。世界の平和のために悪と戦うように見えても、それは自分のエゴを満たすためだけに行っているだけに過ぎない。
やがて、ダーク・ディメンションに現れたドクター・ドゥームをストレンジと共闘して撃破するが、倒したドゥームはロボットの影武者。
悔しがるストレンジを尻目にニュートンは思索に耽る。自分とは違ったアプローチから魔術を極め、なおかつ機械との融合を果たした男が現れた。
それが天才ニュートンには許せなかった。更なる知識"力“を求めるようになったのだ。例えそれがどんなに非人道的な行いであったとしても…。
ニュートンの過去と目的が明かされ、舞台は再び現代に。ニュートンの裏切りを受けて憔悴するソーサラーズ。だが、このままニュートンを放ってはおけない。
牢をこじ開けて脱出を図る彼らだが、そこには狡猾な天才の罠が仕掛けられていた…。