[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

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アメコミ:THUNDER BOLTS

ヒーローの皮を被ったヴィラン軍団、彼らの名はサンダーボルツ!

というわけで、今回はサンダーボルツの解説を行なう。

サンダーボルツと一口に言っても複数のサンダーボルツが存在する。メンバーもバラバラだし、結成理由も違うし戦う相手も違うとその内情は千差万別だ。その中でも有名なのがこの初代サンダーボルツだろう。

サンダーボルツは90年代の大型クロスオーバーイベント"オンスロート“の後に誕生したチームだ。

アベンジャーズBIG3を始めとした主要メンバーやファンタスティック・フォー、多くのヒーローやヴィランオンスロートと戦い命を落とし、悪党たちがのさばり、弱者が虐げられるようになっていた。瓦礫の山となった街で事件が起きる中、颯爽と現れたヒーローチーム、それがサンダーボルツ。

シチズンVをリーダーに、ソングバードにマッハ1、メトロライト、テクノ、アトラス。突然現れた謎のヒーローたちに市民は疑問を持つが、レッキングクルーを始めとしたヴィランたちを撃退すると一転して歓迎する(チョロい)。

サンダーボルツも市民たちの盾となり剣となること宣言し、一躍ヒーローとしての確固たる地位を築き上げる。

だが、市民たちは知らなかった。彼らのマスクの下には恐ろしい悪の顔があったのだ。サンダーボルツの正体は秘密結社"マスターズ・オブ・イービル“だったのだ。

アベンジャーズファンタスティック・フォーも消え、X-MENも機能不全。他のヒーローも散り散りで浮足立っている。ならば自分たちがヒーローとなり、民衆の支持を得て自分たちの思い通りの世界を作る。まさに究極の世界征服だろう。

果たして、シチズンV改めバロン・ジモの計画は成功するのだろうか?

というのがサンダーボルツの1話の内容だ。

1話の時点で謎のヒーローたちの正体を明かすという思い切った手法は画期的で、以降サンダーボルツは人気チームの1つとして活躍をしていくことになっていったのだ。