[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

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アメコミ:DOCTOR STRANGE:DAMNATION#4

ダムネーション終結

最後に勝つのは誰だ!

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【あらすじ】

ミッドナイトサンズにおいて最高戦力であるゴーストライダーを降し、残ったメンバーたちもアベンジャーズに防戦一方。この新たな地獄では自分こそが支配者、勝利を得るのはいつも自分だと勝利を確信したメフィストはミッドナイトサンズに降伏を勧める。

ジョニーからヘルサイクルを奪い取ったメフィスト
メフィストに歯向かう者はこうなると見せしめに来たのだ。


が、ミッドナイトサンズは首を縦には降らない。ほくそ笑むウォンに怪訝な顔を浮かべるメフィストに反撃する時は今だ。

【ウォンの作戦】

ラスベガスを地獄に作り変え、街の住人やアベンジャーズ、ドクターストレンジの魂も自分の手中に収めて力を増大し続けるメフィスト。この恐ろしい悪魔にヒトが真っ向から立ち向かっても勝ち目はない。ドクターストレンジも“復讐の精霊”であるゴーストライダーが勝てなかったように、闇雲に戦っても勝てない。

そこでウォンはメフィストの力の源である魂と地獄に目を付けた。

メフィストが求めるのは強力な魂。それは自身の力を強くすることが理由だ。アベンジャーズの魂を奪ったのもこの理由から。この魂が何らかの形で支配者であるメフィストに反抗したらメフィストの力は弱まる。

そして、メフィストが支配する異世界、地獄をゴーストライダー、ジョニー・ブレイズに乗っ取らせた。メフィストらサタンと呼ばれる地獄の王たちの強みは収める領土と魂にある。この領土と魂を丸々奪うことで、地上にいるメフィストを弱体化させ隙を突いて倒す。これがウォンの作戦だった。

ウォンの指示通り、地獄を奪い新たな王となったジョニー・ブレイズ。
メフィストに従う配下はもういない。

領土を奪われた影響か、支配下にあったはずのアベンジャーズが自分の意識を取り戻してミッドナイトサンズに加勢。優勢から劣勢。一気に追い詰められたメフィストだが、この用心深い悪魔にはまだ策があった。ウォンが何かを狙っていたのも気付いていたメフィストは道連れとばかりにラスベガスの地を砕き、地獄へ繋げる。地割れに飲み込まれるウォンに駆け寄るストレンジだが、その手は届かなかった。

【怒りの至高の魔術師】

自己犠牲。自らが犠牲となることでチームに勝機を与え、親友も救った。地獄に落ちたウォンはジョニーと再会する。とりあえずの作戦の成功を祝う2人だが、肝心のメフィストはまだ倒せていない。弱体化したとはいえ、相手はあのメフィスト。未だに強力な化け物だ。ミッドナイトサンズの身を案じるジョニーにウォンは「心配ない。まだ彼がいる」と言う。彼がその気になればメフィストなど敵ではない、と。

ウォンの言葉の通り、ストレンジは多くの命を奪った悪魔への怒り、親友を救えなかった自分への怒りから力を解放。アベンジャーズとミッドナイトサンズ全員の能力を魔術で編み出し、怒りを込めた猛攻をメフィストに浴びせる。

1人アベンジャーズ状態のドクターストレンジ。
もうあいつ1人いればいいんじゃないかな。

激闘の果てにムジョルニアの一撃を与え、悪魔を消し飛ばし、街に蔓延る地獄からの瘴気も吹き飛ばす。元の姿に戻り勝鬨を上げるアベンジャーズ(とそんな彼らに冷ややかなミッドナイトサンズ)を尻目にうなだれるストレンジ。

地獄に落ちた親友はもう戻ってこないから。

だが、そこに死んだはずのウォンが声を掛ける。ジョニーの計らいからウォンの魂を地上に戻してくれたのだ。ここでウォンが戻って来なかったら、後のストレンジはどうなっていたのか。

勝利を祝う彼らの背後には、ストレンジのトドメの一撃からすんでで逃げ出したメフィストの姿が。ボロボロの姿になっても諦めない悪魔は次の策略の準備に取り掛かろうとする。しかし、そんなメフィストを見逃す“復讐の精霊”ではない。ここは地獄。今こそ積年の恨みを晴らす。時代、世界を問わず歴代たちと共に。

「みんなお前に話があるそうだぜ」
ヒトの魂を人生を弄んだ悪魔に制裁を。

 

復讐、という名のお礼参りを済ませて満足したのかメフィストをウォンたちミッドナイトサンズに預けるジョニー。一人地獄に残った彼は新たな地獄王として地獄を納めていく。もう二度とメフィストの好きにさせない。

メフィストをホテルインフェルノの監獄に幽閉してこれで一件落着、とは言い切れない。再び崩壊したラスベガスの復興に、異世界からやって来る侵略者たちへの対策を考えたりとストレンジとウォンたちに休む時は無い。

それでも彼らの顔は晴れやかだ。今はこの勝利に浸りたい。地獄を終わらせ、自信を取り戻したソーサラー・スプリーム、ドクターストレンジは相棒バッツ共にラスベガスを眺めるのだった。

 

 

…この後に“マザー・オブ・デーモンズ”リリスとリンボの支配者ベラスコによる魔の手が迫ることはまだ誰も知らなかった。

 

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