至高の魔術師たちの共演劇の第2幕!
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【あらすじ】
現在の時間軸よりも未来の世界でソーサラー・スプリームとして戦う男がいた。男の名はビリー・カプラン。かつてウィッカンと呼ばれたヒーローだ。
愛する家族からの応援を受けながら余裕の表情で魔物たちと戦うビリーだが、その中で恩師マーリンの死を感じ取る。
そして、現在。マーリンの死が現実となりソーサラーズ・スプリームも‘忘れられしもの‘に苦戦を強いられてしまう。ビリーの気転で戦場から離脱したソーサラーズ・スプリームは‘忘れられしもの‘の発生をなかったことにすべく、一路アーサー王の居城キャメロットへと向かう…。
【至高の魔術師、ビリー・カプラン】
今回のメインを担当するのはビリー(以下ウィッカン)。
ソーサラー・スプリームとして大成したビリーは、ヒーローの仕事と家族を守る親の両立ができているようだ。ストレンジがこのことを知ったら複雑な顔をしそうである。
恩師の1人であるマーリンの死に動揺し、一瞬パワーが弱くなり窮地に立たされる場面こそあったがすぐに気持ちを切り替え、自らを奮い立たせて気丈に振る舞う姿が印象に残る。
【ニュートンの笑み】
あくの強いソーサラーズ・スプリームの中で早速怪しい行動を見せるのが、鎧を身に纏い戦うアイザック・ニュートンだ。
ウィッカンが咄嗟にワープさせた場所や、マーリンの城の場所を知っている彼だが、ストレンジたちも知らないことを何故彼が知っているのか。
彼が本シリーズのキーパーソンになることは間違いないだろう。
アーサー王の居城キャメロットに辿り着くソーサラーズ・スプリーム。マーリンの意思を継ぎ、彼が果たせなかった使命を果たすために城に足を踏み入れる。この城で起きた凄惨な過去を知らぬまま…。
一方、マーリンら魔術師への怨嗟の炎を滾らせる‘忘れられしもの‘もキャメロットへと向かっていた。