お前の真の姿を、この俺に示せ！
というわけで、今回はマーベルレジェンドアレスのレビューだ。
アレスは「グラディエーター・ハルク」アソートにラインナップ。このアレスはハズブロが初期に発売したビルド版をリデコしたものなので、規格と関節部は当時と同じもの（旧素体）が流用されている。
ビルド版アレスアソートにラインナップされていたレジェンドはこちらから↓
当時アレスが収められたパッケージは普通のものより重く、そこに更にグラディエーター・ハルクの片腕とハンマーまで付属されているのだから手に取った管理人は結構驚いた思ひ出。
いい意味でアメコミヒーローらしくない剣闘士スタイルが特徴。
両腕の装飾は左右で異なり、右脚にはナイフを収納する鞘が付いている。
アレスのバストアップ。ボディーアーマーにデカデカと描かれた髑髏のシンボルマーク、光沢を放つ兜、その奥から見える眼光が鋭い白眼。通常のレジェンドよりもひと回り大きいだけにかなり威圧感を感じる。ぶっとい腕もナイスだ。
この兜は着脱が可能で、スポッと取り外せるし固定感も優秀。兜の下には顔の影が物理的に濃く、瞼に青いペイント入れたおっさんの姿が。これでヒーロー名乗るのは些か無理がある気がしなくもないって？アレスは元々“悪役”だから問題なしよ。
付属品の武器群。巨大な長剣に大戦斧にナイフ。いずれもアレス専用のサイズなので柄も普通の武器よりも太い。写真だと分かりづらいが、武器には何千年もの間使われてきたことを示すかのように刃こぼれなどの傷がついているのがポイント。鍛造の神であるヘパイストス作成の武器はちょっとやそっとでは壊れないのだ。まあ、斧はセントリーがぶっ壊してしまったが。
旧素体が使用されていることもあり、可動域は狭く動かしにくい。折角リデコするなら可動性も改善すればよかったのにね。ハズブロ「MCUの方に力を入れろとお上に命じられればこうもなろう！」
古代からの因縁深き義兄弟と並べて。弟が新規で作られているのに、どうして兄は使い回しなんですか…。とはいえ兄弟で並べるとアレスの方がハーキュリーズより大柄なので、ボスキャラらしい雰囲気が出てこれはこれでいいんだけどね。
最後はアレスが認めた最強の戦士と並べて締め。この後2人にはガチンコバトルでもやってもらおう。
色々と文句を書いてきたが、管理人はこのアレスはお気に入りの一体だ。旧バージョンのリデコとはいえ入手難易度の高いアレスが漸く入手できた喜びと、手にのしかかるパッケージの重みでテンションが上がらない訳がない。髑髏、黒い、でかい、強そうと少年心を忘れられない大人たちの好きな要素を多数持つアレス。今度は関節を改善した完成版をハーキュリーズとのセットパックで出してくれないかな。ほら、最近のハズブロはセット商法がトレンドみたいだし。需要はあるよ。この管理人とかには特に。
