[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

アメコミ、アメトイに関して語るブログです。MARVELのダークヒーローやクライムファイター中心。

キャラクター:銀河を駆け抜ける復讐の精霊たち

【スカル・ガーディアンズ

さて、先日の5月3日から公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」はもう観ただろうか?管理人は炎天下の中の公開初日、GWだからかやたらと多い人混みをかき分けて映画館へ向かい観てきたが、歴代MCU作品たちの中でもぶっちぎりで好きな作品かもしれないと思える作品だった。ガーディアンズのメンバーをはじめ、ラヴェジャーズやノーウェアの人々たち、今作から本格的に登場したアダム・ウォーロックにハイ・エボリューショナリーの移り変わる感情の表現にアクションシーンに釘付けになってしまい暫く余韻に浸ったものだ。本作はまさにシリーズの集大成に相応しい作品だったと言えるだろう。

ところで、ガーディアンズのメンバーと言えば誰が思い浮かぶだろうか?スター・ロードにガモーラ、ドラックス・ザ・デストロイヤー、ロケット・ラクーン、グルートさらにマンティスらを思い浮かべるだろう。だが、彼らに加えてコミックではアイアンマンやドクター・ドゥーム、エージェントヴェノムといった数々の超人たちが入れ替わるように所属し、宇宙を駆け回り人々を救ってきた。固定のメンバー以外は結構顔ぶれが変わるチームなのだ。

そして、このブログ内でもとり上げている2019年度のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーではベータ・レイ・ビルやムーンドラゴンたちが所属し、彼らとは対を為すダークガーディアンズにはグラディエーターやレイスたちが中心とした武闘派揃いが顔を並べている。その中には“復讐の精霊”ことゴーストライダーの姿もあった。地球だけでなく、銀河に生きる全ての生命を脅かす巨悪と戦うためにゴーストライダーは宇宙でも戦ってきたのだ。

2019年度のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーについてはこちらから↓

 

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前置きが長くなったが、今回はそんなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに所属して悪と戦い続ける2人のライダーたちを紹介しようと思う。

まずはコズミック・ゴーストライダー

このブログ内でも活躍をとり上げている天下無法な元パニッシャーゴーストライダー。初出は2018年と新参ながらも、その圧倒的なキャラクター性のお陰でゴーストライダーたちの中でも確かな知名度を誇る。

そこいらの超人など相手にならない戦闘力に、悠久の時を生き、そしてヒトの身では扱いきれない超常の力を振るうために破綻した精神はヴィランだけでなくヒーローたちにとっても厄介なものだと言える。

コズミック・ゴーストライダーはケーブルが率いる未来のガーディアンズとベビー・サノスの処遇を巡って敵対したが、巡りに巡って今度は自分がガーディアンズに所属することになったのは何の因果だろうか。

 

2人目はスピリット・オブ・ヴェンジェンス

本名はウィリーダス・オートリュカス。

初出は1990年代のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー誌。ウィリーダスはスター・ロードたちよりも前に、平行世界の宇宙を守ってきた“初代”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。サーカ星のエイリアンであり、同時に牧師であった彼は銀河系を脅かす全ての“力”を滅ぼすために地獄の悪魔と契約。ゴーストライダーとなった彼はガーディアンズを襲うが、彼らが善意を持って戦うヒーローであると分かると拳を降ろし、仲間に加わった経緯を持つ。

コズミック・ゴーストライダーがぶっ飛び過ぎていて、影が薄いウィリーダスだがその力はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーには欠かせない存在であると言える。ライダーのように扱いづらくもない、素直な性格だしな。

 

彼らは時にガーディアンズとして、そして時には個人で戦い続けてきた。胸に抱える復讐の念を武器に、時間と空間を越えて、今日も宇宙を駆け抜けるのだろう。