LOOK OUT BELOW！RIDER！
というわけで、今回はムービーシリーズ、スケアクロウの解説だ。
このスケアクロウは2007年に公開された実写映画版ゴーストライダー、を題材にしたゲーム作品に登場したキャラクター。地獄の王子ブラックハートに仕える凶悪な男としてゲーム終盤にジョニー・ブレイズの前に立ちはだかる大ボスという結構おいしいポジションをもらったキャラクターだ。ゲーム版では巨体で登場したが、立体化する際はライダーたちと同じ6インチサイズにまで縮んだが、ひょろい体格に長い腕といった異形の姿はそのままなのがグッド。
スケアクロウ＝案山子の名の通りひょろっとした体格だ。
コミック版とは違い、ウェスタン風のアレンジが加えられている。
ウェスタンハットを外すと見るものを恐怖させる恐ろしい顔がこんにちは。案山子のイメージを抑えながらも、左右非対称の大きさの赤い目がモンスター感を高めてくれる。
分かりにくいが、ちゃんと口も造形されているのもポイント。
ウェスタンハット自体は帽子の内側にある3つのツメを頭の凹凸にかませることで固定する、つまり滅茶苦茶外れやすい。動かすとポロポロ落ちる。
専用武器の巨大な斧を装備。コミックではピッチフォークを武器にしていたが、ゲームでは斧を武器としていた。斧を保持させる為か両手ともに可動軸なしのシンプルなもの。ただし斧が意外と重いのに加えて、スケアクロウのひょろい体格と脚の接地面積が少ない為に支えるのが難しく倒れやすい。しかし、斧自体の造形はいい感じ。
また、ムービーシリーズには何かしらのギミックが備わっているがスケアクロウにも勿論ギミックがあり、腰を右に捻ると反動で勢いよく左に回転する。ゲームでは斧を振り回し叩き付けていたが、それの再現か。しかし、このギミックがある為に腰の回転は制限されてしまっている。
体格は同じくらい。ライダーと比べるとより異形感がでている。
エレクトロニックフレイムサイクル/ゴーストライダーの解説はこちらから↓
数少ないマーベルコミックのスケアクロウのアクションフィギュア、かつ6インチサイズでは唯一無二という希少価値がばかに高いこのフィギュア。中古ショップやフリマアプリで探し続けたのが懐かしい。それだけに個人的に非常に思い入れ深い、お気に入りのフィギュアだ。
出来ればコミック版のスケアクロウをマーベルレジェンドで出して欲しいが、難しいかな～…。出すならカラスも付属してな。
