で、誰殺すんだっけ?誰でもいいか!
というわけで、今回はマーベルレジェンドデッドプールのレビューだ。
このデッドプールはハズブロから発売されたジャガーノートアソートにラインナップされたデッドプールで、ジャガーノートのビルドパーツは一切付属しない、これ単体で楽しめるというビルドを集めない人にも嬉しい仕様だった。
デッドプールのマーベルレジェンドは、過去にもトイビズから発売されたりハズブロからもバリエーション違いや実写版が発売されてきたが、このデッドプールは2010年代のデザインを意識したもので差別化されている。
豊富な付属品にデッドプールのスタイルの良さと遊び心が再現された名作だ。
正面から。
引き締まった筋肉と赤と黒のスーツが目を引く。
背面から。
背中にはスタンド用の穴が空いている。刀が鞘からはみ出ているのはご愛嬌。
デッドプールはヒーローである前に凄腕の傭兵。全身に銃火器や刀にナイフを装備した傭兵ならではの武器の数々もきっちり再現。
ベルトのホルスターに括り付けた手榴弾は取り外せないが、2丁の拳銃とナイフと刀は取り外すことが可能。アサルトライフルやグレネードランチャー、更にバズーカ砲まで付属されている。当時のハズブロにしてはサービスがいいね。
バズーカ砲にはボクシンググローブが装着可能(スプリングで飛び出すギミックでもあればより“それっぽい”かもしれない)。
…武器を床に直置きは俺ちゃんどうかと思うな~。
変なところで真面目だねぇ。
あ~(恍惚)、今夜のオカズにするぜ。
小指立ててるのがポイント。
BANG!BANG!BANG!
かかって来いよ。
ヒャッハー!
テメーを殺らねぇ理由が見当たらねえ。
ふ~、ちょっと休憩ーっと。我が愛しのチミチャンガでも、
あ?何見てんの?マスクしたまま食えるのかって、そんな訳ないだろ。ちゃんと取るよ(ベリベリ)
ほらよ、お前らが見たがってたヒーローの素顔だぜ。…どうしたよ、もっと見ていけって!遠慮すんなってば。
この素顔パーツの狂気が滲むスマイルがたまらない。
傍若無人に見えて誰よりも心はガラスなデッドプールこと、ウェイド・ウィルソン。
誰にも弱さを見せることが出来ずにおどけたり、全てが嫌になって投げ出したくなってもできない、したくないと思ってしまうと矛盾した精神を持つ男。
2022年現在、ウェイドはX-MENの本拠地であるクラコアに転がり込んでいるようだが、彼の心が落ち着く時は来るんだろうか。