[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

アメコミ、アメトイに関して語るブログです。MARVELのダークヒーローやクライムファイター中心。

アメコミ:GUARDIANS OF THE GALAXY(2020)#13

新時代を迎えた宇宙に現れたガーディアンズたち!

困ったことがあればガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに任せな!

 

 

前回はこちらから↓

 

lagia.hatenablog.com

[あらすじ]

オリンポスの神々やヌル、クリー帝国にスクラル帝国。宇宙でも有数の強大な力を持つ勢力が次々に倒れあるいは力を失い、宇宙に住まう人々に漸く平穏が訪れたかに見えた。しかし、宇宙の勢力図に穴が開いたことで、そのポストに収まらんと躍起になる悪党たちが宇宙のあちこちで行動を開始したのだ。

戦う力を持たず虐げられる人々は、再び涙を流さなければならないのか。否、そんなことがあろう筈がない。

この世に悪の栄えた試しなし。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの出番だ!

銀河評議会の議長を務めるスーパー・スクラル、クラートとノヴァ・プライムたるリチャード・ライダー、そしてスター・ロードが中心となって結成された新たなる宇宙の守護者たち。地球やシーア帝国とも連携を取り、体制は盤石。

非常事態が起きればすぐさま飛んでゆく彼らは頼もしい限りだ。

[We're super heroes]

前号ラストにてクラートから提示された起こり得る事態が現実のものとなった。銀河評議会のメンバーとして、宇宙で起きてきた事件の数々を俯瞰的に観察してきたクラート。彼はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをはじめとしたヒーローたちの勝利を確信していたが、それと同時に、その後に控える「後始末」を危惧していた。

マーベルユニバースの宇宙には強力無比なヴィランたちが数多く存在する。“マッドタイタン”サノスや“死の女神”ヘラ、邪神ヌルにオリンポスの神々。そんな悪党たちが次々に倒されたことで宇宙の勢力図は一変し、彼らの後釜を得るために名乗りを上げた者たちが続々と現れたのだ。ある者は信仰の元に勢力を強め、またある者は武力を以て星々を制圧していく。「リベンジ・オブ・コズミック・ゴーストライダー」誌で登場したコズミック・キングもその1人だったこともありマフィアや力のない「神」にとって、ある種の抑止力が消えた今はまたとないチャンスだったのだろう。宇宙は今や群雄割拠の戦場と化していたのだ。

倒すべき敵を討っても、また敵が現れる。質の悪いイタチごっこにため息が出そうになる管理人だが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは誰一人悲観せずに星々へ飛んでゆく。俺たちが全てを護ってみせる、確かな信念のもとにガーディアンズは戦う。

「実験」と称して人々を襲うプロウジェニターズを迎え撃つガーディアンズ。巨大な敵が相手でも恐れることはない。“マスター・オブ・サン”のパワーで「光合成」したグルートが相手だ!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーも前号でのメンバーにクラートだけでなくクリー帝国とスクラル帝国の同盟軍からウィッカンとハルクリング、さらにクェーサーも加わってと、ドニー・ケイツ期のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも匹敵する豪華なメンバー構成。クェーサーはしっかりとアブリル・キンケイドも登場してくれて嬉しい限り。

アブリルは超人であり同時にS.H.I.E.L.D.の元エージェント。敵の施設への潜入ならお手の物。餅は餅屋、とはよく言ったもの。ウェンデルには気の毒な話だが。

もはや負ける様子が想像できない布陣だが、ヒーローが強くなればなるほどヴィランもまた強大になっていく。彼らの相手が務まる者は宇宙にはまだまだいるのだ。

プロウジェニターズの残骸に残された思念からクリー帝国とスクラル帝国の同盟軍に起きた異変を知り、動揺が走るガーディアンズを強襲する者が1人。その者の名は…。

ガーディアンズの前に現れたのはラトヴェリアの君主ドクタードゥーム!

雷鳴と嵐を引き連れ、魔術を以てガーディアンズを圧倒するスーパーヴィランの目的はいったい…?