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アメコミ:GUARDIANS OF THE GALAXY(2020)#14

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvsドクタードゥーム!

しかし、ドゥームの襲撃は全宇宙の危機の前触れに過ぎなかった!?

 

 

前回はこちらから↓

 

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[あらすじ]

巨悪が倒れ、平穏な日々を送れるかに思われた宇宙。だが、現実は権力者の後釜を狙う悪漢や「神」たちが次々と現れる地獄絵図と化そうとしていた。

そんな中にあっても最小限の被害で済んでいたのは、この事態を予測し動いていた銀河評議会とガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの働きがあればこそ。

彼らの目があるうちは悪党共が幅を利かせることはない。ただし、彼らの力をもってしても対抗できない勢力は宇宙には数多く存在するのも、また事実だ…。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを襲い、ハルクリングから「ソード・オブ・スペース」を奪ったドクタードゥーム。勝ち誇るドゥームだが、地球にいる筈の彼が遥々宇宙まで来た理由とは…?

[Doom's will be done]

クラートが率いる銀河評議会に、スクラルとクリーの連合軍から派遣されたウィッカンとハルクリング、そしてクェーサー。宇宙に未だかつてない「宇宙戦国時代」が襲来しようという中で、強力な助っ人たちを迎えて万全の体制を取るガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。そんなヒーローたちは、ドクタードゥーム1人の手で蹂躙されようとしていた。

勿論ガーディアンズも一方的にやられるわけにはいかないと反撃に出るが、ドゥームは的確にさばいていく。ドクタードゥームはアイアンマンやミスター・ファンタスティックにも匹敵する科学力と、“至高の魔術師”ドクターストレンジよりも優れた攻撃魔術を併せ持つ最強クラスのスーパーヴィランだ。地球でも有数の実力者たちともたった一人で渡り合う男の猛攻に、ガーディアンズが押されてしまうのも無理はない。

驕るドゥームから隙をみて「スターソード」を奪取したハルクリング。しかし、彼の顔はドゥームと全く同じものに変わっていくではないか。ドゥームは魔術を行使することで、剣の正統な持ち主の身体と自身の魂を入れ替えたのだ!

動揺するガーディアンズを余所に、更にはテディの精神が入っている「身体」を覆うアーマーに内蔵していたAIを起動するドゥーム。テディをドゥームボットとして操ったのだ。これでドゥームは最高の技術と超怪力を持つ護衛と、宇宙を平定することも可能とする魔剣を手に入れたことに。ドゥームを止めようと攻撃を加えるガーディアンズだが、決定打を与えることができない。

しかし、ここでムーンドラゴンがこの事態を打開する方法を思いつく。テレパスでドゥームのアーマーからテディの魂を取り出そうと試み、失敗したムーンドラゴンは次善の策としてハルクリングとドクタードゥーム、入れ替わった2人の魂を一度に取り出すことにしたのだ。

強靭な精神力を持つドゥームの精神を操ることは強力なテレパスを持つムーンドラゴンでも難しい、ただ彼の弱みを突いた時は別だ。ガーディアンズの攻撃を無駄な努力だと嘲笑うも、自身の入れ替わりを「自分たちでも破れる」と評する様には怒りを爆発させるドゥーム。彼は己の科学や魔術を破られることを極端に嫌う。普段は冷静でいるよう努めている彼だが、同時に些細なことでキレてしまう激情家なのだ。宿命のライバルであるリード・リチャーズを引き合いに出しながらガーディアンズの作戦を「餓鬼のままごと」と一蹴するが、瓦解した精神を覆う鎧の隙間にムーンドラゴンはつけ入る。作戦通りに2人の身体から魂を取り出し、テディの魂は元の身体に戻すことに成功したが…。

一方のドゥームの魂は、なんとロケットの身体に移されてしまう。ここにいるガーディアンズのメンバーの中で最も体が小さく、特殊な能力を持たないロケットの体が最も適任。入れ替えられたロケットも突然の事態に思わず固まってしまうのがツボ。

ロケットinドゥームという何とも締まらない決着を迎えてしまったことに笑ってしまうが、ドゥームが地球から遠く宇宙の果てまでやってきたのには理由があった。

マーベルボーイとクェーサーたちが調査を行っていた邪悪なカルト集団と、彼らが崇拝する「神」が宇宙のバランスを崩壊させようとしている。ある魔女からそれを聞いたドゥームは「神」を止めるためにやってきたというのだ。

ガーディアンズとドクタードゥームが激闘を演じている一方で、「神」への祈りを捧げるカルト集団を調査するマーベルボーイたち。しかし、彼らがいる星はただの星ではなく、生きる星エゴ・ザ・リビング・プラネットだった。人食い星の手から辛うじて逃れたガーディアンズだが、「神」はエゴのことではないようで…。

プロウジェニターズにエゴ、そして謎に包まれた「神」の出現。ドゥームのことを完全に信じることはできなくても、彼の言う通りの事態が起こっている。強大な力を持つ邪神たちに対抗するには少しでも戦力が必要だろう。

目には目を歯には歯を、そして悪には悪をぶつける。ドクタードゥームをチームに引き入れようとするスター・ロード。リーダーの大胆な勧誘に驚きを隠せないチームメンバーだが、なりふり構わず最善の策を取ることができるのがアウトローの利点だろう。

ワン〇ースだったら背景に「!!!!!!?」と吹き出しが出そうな展開。

次号、遂に「神」の正体が明かされる!お楽しみに!