[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

アメコミ、アメトイに関して語るブログです。MARVELのダークヒーローやクライムファイター中心。

ゲーム:MARVEL FUTURE FIGHT:INVISIBLE IRON MAN

鋼鉄で武装せしヒーローたち

ということで、今回は9/4に実装されたフューチャーファイトのアップデートで追加された新ユニフォームの元ネタについて解説する。

アップデートテーマは「インビジブル・アイアンマン」。無敵のアイアンマンの通り名の如くアイアンマンと、ウォーマシン、レスキュー、そしてハルクバスターの4人(4つのアーマーという方が正確か)が更にバージョンアップして帰ってきた。

ゲーム的なアップデートには「素材の獲得量は変わらないのにT4ばっか増やすんじゃねーよハゲ!」とか「T3追加しろやクソが!」な愚痴しか出てこないが、ユニフォームだけはユーザーの心を掴むのだから困ったものだ。

[IRON MAN:MODEL NIL]

最初に解説するユニフォームはアイアンマン。

元ネタは2022年から刊行中のインビジブル・アイアンマン誌。同作にてミュータントであるエマ・フロストとの婚約を電撃発表したトニー・スタークが、新たに創り出したのがこのモデルニル。アイアンマンのイメージカラーである赤と金から打って変わって銀と黒のツートンカラーで彩られたスーツが、新時代のパワードスーツであることを物語っている。

エマの能力の1つである「身体をダイヤモンドの硬度に変える」を再現したこのスーツは硬度だけでなく、透明化もこなすことが可能。既存のスーツとは一線を画す性能を誇るが、出番はさほど多くなかったのは残念か。

性能は凄いのだが、如何せんカッコいい活躍が少ないのが悲しいところ。エマの下着を被るアイアンマンとか見とうなかった…(エマは随分大胆なの着てるね)。やはりダイヤモンド化するなら某将軍よろしく「神」にも匹敵するレベルでないと。?「硬度10、ダイヤモンドパワー!!!」

[WAR MACHINE:INVISIBLE IRON MAN]

2人目はウォーマシン。

ユニフォームの元ネタはおそらく2015年から2016年まで刊行されたインビジブル・アイアンマン誌。おそらく、と記述したのはこのユニフォームの出典元を管理人が把握できなかったため(知っている読者がいたら教えてクレメンス)。

ウォーマシンのカラーリングと言えば黒鉄の鎧だが、このウォーマシンのそれは青みがかった独特なもの。どことなく格闘ゲームマーヴルVSカプコン」シリーズでのウォーマシンを意識しているのかもしれない?

数多く存在するヒーローたちの中でも、軍人であることを全面に押し出す独自のキャラクター性を持つローディ。どんなに理不尽な命令でも逆らえない難点はあれど、ヒーローたちが表立って動けない時でも活動できるのがウォーマシンの強みだ。貧乏くじを引きやすいとも言うが。

[RESCUE:INVISIBLE IRON MAN]

3人目はレスキュー。

ユニフォームの元ネタは2008年から2012年まで刊行されたインビジブル・アイアンマン誌。今回追加されたユニフォームの元ネタでは一番古いものにあたる。

同作でトニーはH.A.M.M.E.R.とそのリーダーであるアイアンパトリオットことノーマン・オズボーンから追われる身となっていたが、オズボーンの追撃はペッパー・ポッツにも及び始める。これを事前に察知していたトニーは、ペッパー用に専用のアーマーを用意していた。それが女性版アイアンマン、レスキューだ。

MCU版レスキューは青いカラーリングが特徴だが、コミック版のレスキューは深紅であるのが大きな違いだろう。

トニーはレスキュー・アーマーを用意してこそいたが、ペッパーにそれの在りかを伝えていなかった。メディアに叩かれ、やけくそになったペッパーが偶々見つけることができたからよかったものの…。以降ペッパーはこのパワードスーツを使いこなすために特訓を行いながらも、追手の攻勢を搔い潜りながらトニーを追いかける。

[HULK BUSTER:THOR BUSTER]

最後はハルクバスター。

ユニフォームの元ネタは2020年から刊行されたソー誌と、2021年から刊行されたハルク誌のクロスオーバーイベント「バナー・オブ・ウォー」に登場したセレスティアル・ハルクバスター。

これまでのハルクバスターは対ハルクを想定してスターク・インダストリーズで開発されたものだったが、このセレスティアル・ハルクバスターは素材にセレスティアルズの死骸(⁉)を利用したものなのが特徴。宇宙の創造神由来の無限のパワーをアークリアクターで制御したトニーは、被害を出しながら戦い続けるソーとハルクの仲裁に入るが…。フューチャーファイトではソーバスター名義で参戦したが、アース616には既にソーバスターは登場していたりする。

その巨体とパワーは宇宙船と化した「スターシップ・ハルク」を防戦一方に追い込む。しかし、トニーの横槍にソーとバナーは激しい怒りの感情を抱いてしまう。良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうのが、トニーの悪い癖だ。

 

デッドプールウルヴァリン」アップデートを経て、次に実装されたこの「インビジブル・アイアンマン」アップデート。管理人的にはカッコいいユニフォームが実装されるのは嬉しいが、正直に言えば弱キャラの救済を優先して欲しいところ。

アイアンマン関連のキャラクターは同ゲームにはウィップラッシュが登場しているのだし、ここはアイアンマンのヴィランを中心としたアップデートをしてもよかったのではないかと思ってしまう。

まあ、そこは中間アップデートに期待しよう。