The Die Is Cast!
ということで、今回はマーベルレジェンドスーペリア・スパイダーマンのレビューだ。
過去にグリーンゴブリン(アルティメット)アソートにラインナップされ、マーベルレジェンドとして立体化されたスーペリア・スパイダーマン。発売当時は待望のレジェンド化ということもあって人気を博したが、その一方でウェブシューターやスパイダーアームがないことに不満を持つレジェンダ―は多かった。
マーベルコミックス生誕85周年を記念した「CELEBRATING 85 YEARS」シリーズにラインナップされたスーペリア・スパイダーマンは、それらの不満を全て解消したまさに傑作。発売から10年以上もの時を経て、最新フォーマットで新生したスーペリア・スパイダーマンをご照覧あれ。
正面から。よりカッコよくなって帰ってきた、僕らのスーペリア・スパイダーマン!
背面から。背中には後述の付属品を装着するための穴が開いている。
バストアップ。不規則な網目状のウェブパターンやでかでかと描かれた蜘蛛のシンボルマーク、威圧感を与える赤と黒のツートンカラーとスーペリア・スパイダーマンの記号を忠実に再現。ミラー状の目はメッキ塗装、ではなくペイントで表現されているのがちょっと残念。
ウェブシューターは両腕に装備。スーペリア・スパイダーマンのウェブシューターは蜘蛛糸を発射するだけでなく、電磁波やエネルギー増幅機能、サポートAIなどを備えたマルチアイテムなのが特徴。
肩や股関節を引き出すギミックに足のつま先の可動軸と、コミックさながらなダイナミックなアクションを取ることが可能。体幹も優秀なのでハイキックもばっちり決まる。
付属品その①。スパイダーマンお馴染みのウェブ発射ハンドパーツとかぎ爪状のハンドパーツが、それぞれ両腕分付属。
付属品その②。レンズ状のヘッドパーツ。
ヘッドパーツを付け替えることで、主に第2期スーペリア・スパイダーマン誌でみられたスーペリア・スパイダーマンを再現することが可能。ハズブロの嬉しい配慮に感謝!
付属品その③。スーペリア・スパイダーマン一番の目玉であるスパイダーアームと、アームを背中に装着するためのランドセル。ランドセルはアームを装着する軸穴がないものも付属されている。85周年記念品はみんな気合入っているなぁ。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
スパイダーアームを装備。4本のアームを展開した様は、スーペリア・スパイダーマンの正体であるドクターオクトパスを意識している。
アームを装備してアクション。昆虫の足を思わせる有機的なデザインの4本のアームは、関節が全て可動する優れもの。スーペリア・スパイダーマン本体の優秀な可動性と合わさることで、無限のポーズを引き出すことができるのだ!
グリーンゴブリン(アルティメット)アソートにラインナップされたスーペリア・スパイダーマンと並べて。過去作も良かったが、最新版も良い!
カラーリングは過去作を踏襲しながらも、最新版はスタイルが圧倒的によくなったのが分かる。
スーペリア・スパイダーマンのレビューはこちらから↓
スパイダーアームの先駆者であるアイアンスパイダーと並べて。アイアンスパイダーのアームは一部が非可動だが、スーペリア・スパイダーマンのそれはフル可動。さらにできるようになったなハズブロ!
アイアンスパイダーのレビューはこちらから↓
過去作のスーペリア・スパイダーマンのヘッドパーツと付け替えて。
この慈悲のかけらもない冷徹な姿、たまらねえなぁ。写真だと分かりにくいが、過去作のヘッドパーツは小顔なので、正面から見ると違和感が生じるのは仕方がないだろう。
最後はドクターオクトパスとの対決で締め。何故スーペリア・スパイダーマンがドクターオクトパスと戦うのかは、第3期のスーペリア・スパイダーマン誌を読めば分かるぞ!
生誕85周年という一度限りのビックイベントに、アニバーサリー作品という形でパワーアップして帰ってきたスーペリア・スパイダーマン。クオリティの高さと驚きの値段(これで諭吉1人分以下のお値段)で大きな話題を呼んでいるのは流石の人気。
読者にも是非購入して、その手でこのスーペリア(より優れた)なクオリティを体感してもらいたい。