[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

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アメトイ:マーベルレジェンド エージェント・ヴェノム レビュー

こいつでタッチダウンだ!

ということで、今回はマーベルレジェンドエージェント・ヴェノムのレビューだ。

“親愛なる隣人”スパイダーマンの宿敵の1人であり、同時に弱者の庇護を目的に活動する“リーサル・プロテクター”ヴェノムことエディ・ブロック。そんなエディは様々な出来事が重なりヴェノム・シンビオートを捨て、以降様々なキャラクターが新たにヴェノムを名乗った。

今回レビューするエージェント・ヴェノムもその1人。その正体はスパイダーマンことピーター・パーカーの学友ユージン”フラッシュ”・トンプソン。軍に所属するヴェノムというヒロイックかつ独自性の強いキャラクターはファンの人気を集め、様々なブランドで立体化されてきた。当然ハズブロもそんなおいしいネタを逃す筈もなく、アルティメット版グリーンゴブリンアソートにラインナップされているものの、ウォルグリーンでの限定販売という変則スタイルでの発売方式を取った。

同アソートは色々とコレクター泣かせなラインナップとなっているが、いやはや当時のハズブロも強気な姿勢を見せたものだ。

アルティメットグリーンゴブリンアソートのレビューはこちらから↓

 

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正面から。がっしりした体格が目を引く。

背面から。背中のシンボルマークにでかでかと穴が開いている。

バストアップ。

スパイダーマンとヴェノムの両方の特徴を引き継いだナイスデザイン!胸のシンボルマークがかすれているのも良いアクセントとなっている。

ボディアーマーや各部の装飾はデコボコした質感をしており、シンビオートの「鎧」を表現している。肩部は軟質パーツでできている他ボディアーマーを接続しているので、腕の可動を妨げないのも嬉しい。どことなくアメリカンフットボールプレイヤーのユニフォームを思わせるデザインなのもにくい(フットボール部に所属していたフラッシュのポジションはクオーターバック)。

左足にはホルスターが造形されている(銃は取り出せない)他、腰にはグレネードやナイフとポーチが一体化したベルトが取り付けられている。

ボディアーマーとベルトは取り外しが可能。アーマーの下もナイスマッスルである。て、写真でベルト外すの忘れているじゃねえか。

「俺に鎧を脱がさせたこと、たっぷりと後悔させてやるぜ!」

鎧を脱いだ方が強いなんて設定はない。ロ〇ンマスクか。

「い、意外と大胆だねコーチ…」「アンディ、何でお前がここにいるんだ!?」

体育教師生命に最大のピンチ到来?

付属品その①。黒いハンドガンが1丁と銀色のハンドガンが2丁、そしてマシンガンが1丁。

黒いハンドガンはコミックでもエージェント・ヴェノムが使用している銃で、銃下部にはスコープが取り付けられており、スコープ部分は赤色でペイントされている。

付属品その②。触手状のシンビオート。うねうね。

付属品をフル装備した状態。
先述した背中の穴に触手を取り付けることで、コミックでも度々見せた姿を再現しているのだ。触手の先端に銃を持たせることができるのも嬉しいポイント。

触手の先端はそれぞれ違う造形がされていて、一部はトリガーを持つように保持できる。勿論エージェント・ヴェノム本体にも銃は持たせることが可能だ。

スタイルの良いプロポーションに豪華な付属品とここまで褒めちぎってきたが、エージェント・ヴェノム最大の欠点は可動性の悪さにある。

股間部が何故か旧素体が使用されている他、先述のポーチが邪魔をして左足を広げることができないのだ。ボディアーマーも胴体部の可動を制限しているので、かなり窮屈に感じる。

あとは長物の銃が付属しないのも気になるところ。コミックではエージェント・ヴェノム専用のアサルトライフルが登場していたし、長物の銃は欲しかった。

パニッシャーやスポーンといった他のフィギュアから拝借するといい感じ。

スパイダーマンとヴェノムと並べて。両者の特徴を持ちながらも全く違うデザインのキャラクターとなっている。

マーベル創立80周年記念で発売されたアンチ・エージェント・ヴェノムと並べて。銃とカラーリング以外は全く同じ。色が反転するだけで、印象は様変わりするのだから面白い。

スペースナイトと並べて。同じエージェント・ヴェノムでもここまで違うデザインに出来るのだから、ヴェノムというキャラクターの可能性の底が知れない。

「俺たちが組めば無敵のタッグの完成だぜ!」「やれやれ、調子いいよ全く」

最後は憧れのヒーローとのツーショットで締め。

古参でありながらも脇役に過ぎなかったフラッシュがまさかのヴェノムになり、栄光と挫折の果てにスパイダーマンと肩を並べて戦うようになったのは、少年心をくすぐる展開だと思う。

知名度の割にはなかなかメディアミックスでの活躍に恵まれないエージェント・ヴェノムだが、いつの日か実写作品にも登場するのか。気長に待ちたいところだ。ハズブロからエージェント・ヴェノムの新作が発表されたことが追い風になってくれるのもかも?

イケメン過ぎるぜ!入手できたらレビューしたい!