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アメトイ:マーベルレジェンド マイルス・G・モラレス(スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース) レビュー

俺はマイルス・モラレス。ただし、お前は俺のことをプラウラーと呼べ

ということ、今回はマーベルレジェンドマイルス・G・モラレスのレビューだ。

マイルス・G・モラレス(以降マイルズあるいはプロウラーと表記)はアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場したキャラクター。劇中終盤にてマイルズの前に姿を現した彼の正体は、ヒーローがいない荒廃した平行世界にてプロウラーとして活動するマイルズその人。

父親が亡くなり、叔父のアーロン・デイビスのバックアップを受けながらヴィジランテとして生きていることが示唆されたマイルズの姿は、マイルズだけでなく観客にも大きな衝撃を与えた。管理人も唖然としてしまったものだ(同時にいい所で終わってしまって気を揉んだが)。

そんなプロウラーがマーベルレジェンド化。「アクロス・ザ・スパイダーバース」アソート第2弾にラインナップ。5分にも満たない登場シーンながらも、立体映えするデザインは秀逸の極み。これをハズブロが逃す筈もない。レジェンド化してくれて感謝の極みだ。管理人も発売日からだいぶ日が経ったが、購入できてよかったよかった。

正面から。未だ謎多き孤高のヴィジランテ、堂々の立体化!

背面から。ヘッドパーツや足、装飾品と多くが新規造形となっている。

バストアップ。

プロウラーの記号である鋭い目と首回りの襟、紫のスーツにシンボルマークを引き継ぎ、後は大幅なアレンジが加えられている。マイルズの趣味だろうか?。

イカメラはバイザーであることを意識したプリントがされているのが特徴。胸のシンボルマークも、ペイントが垂れている箇所があるのもしっかり再現されている。

剥き出しになっている頭部にエグいカットを入れた髪型もしっかりと再現。本当は後述の素顔ヘッドがデフォルトなのだが、撮った後に気付くというね(アニメイテッド版プロウラーでも同じポカをやってるじゃねーか)。

特徴的なデザインのガントレットが目を引くが、細い脚に注目したい。紫のパンツに緑とオレンジのラインが走っているのだが、そのラインは左右非対称となっている。シューズのデザインも完成度が高く、ハズブロの気合の入れようが伺える。

アーロン版プロウラーにはなかった開き手が付いているのも嬉しい。

可動を妨げるような装飾品はないので、可動性自体は良好。ただし腕が二重関節でないことが欠点。また、スパイダーバース関連のレジェンド全般に言えることだが、細い脚で体を支えなければならないので、ポージングは取りにくい。足の接地性が低いのもマイナス。

まあ、それらを差し引いて余りあるカッコよさなので、オールOKです。

付属品その①、ハンドパーツ。右手は握り拳、左手は持ち手と左右で違う。

付属品その②、ショルダーバッグ。

劇中では披露されなかったが、コンセプトアートではバッグ下部から飛び出ているのビーム状の鞭(あるいは電磁鞭?)の持ち手である設定が描かれている。投げ縄のように振り回していたが、位置的にちょっと取り出しにくそう?

ちなみにコンセプトアートでのキャラクターの名称はプロウラーではなくワイルス・モラレスだったりする。命名がワ〇オと同じ発想。

そして、先述の素顔ヘッドパーツ。マスクの下から現れた「この世のすべてに絶望し疲れ切った」ような表情が印象深い。父が死に、終わりのない闘争に身を置き続けた少年のささくれだった心情が伺える?

「マイルズ、ターゲットが近い。しくじるなよ」「分かってるよ、アーロン叔父さん」

…アーロン版プロウラーも欲しくなってきた。

紫のエフェクトパーツをガントレットにつけると迫力増し増しに。これは良い。

コミック版マイルズと並べて。管理人の手持ちのマイルズがアニバーサリー版しかないので単純な比較はできないが、「マイルズ・モラレス」というキャラクターに無限の可能性があるように思えてならない変化ぷりだ。

劇中でマイルズと対峙した者繋がりで2099と並べて。ミゲルがプロウラーと対峙した時にどんなリアクションをするのか気になるところ。

アーロンは持っていないので、代わりにホビーと並べて。同じ「プロウラー」というキャラクターでもここまで違うデザインにできるのは、メディアミックスの強みだと思う。

コミック版マイルズ、2099、ホビーのレビューはこちらから↓

 

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「アンタもプロウラーなんだ?スーツはちょっと古臭いけど、良いセンスじゃん」「ふ、古臭い…」

最後はアニメイテッド版プロウラーとのツーショットで締め。プロウラーバースなんて作ってくれないかな、マーベル?

劇中での出番が少なかったにも関わらず、プレイバリューが豊富な良アクションフィギュアとして世に送り出してくれたハズブロには改めて感謝!

プロウラーの次回作での活躍にも期待が寄せられるが、肝心の「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は公開日が2025年を迎えようとしている中で未だ未定のまま。あの引きで終わりなんてことはあり得ないだろうし、気長に待ち続けたい。