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アメトイ:マーベルレジェンド スーペリア・オクトパス レビュー

私はスーペリア・オクトパス。私の手は非常に強力で、しかも数も多い

ということで、今回はマーベルレジェンドスーペリア・オクトパスのレビューだ。

“親愛なる隣人”スパイダーマン、その最大の宿敵ドクターオクトパスことオットー・オクタビアス。幾度も死闘を演じ、完全敗北と栄光の勝利を経験し、人間的に成長を続けてきたオットーの新たな姿がスーペリア・オクトパス。

ニューUから強奪した「究極のクローンボディ」に自身の人格・記憶をダウンロードし、「死神」をやり過ごしたオットー。そんな彼の知性に目を付けたヒドラの大幹部アーニム・ゾラの勧誘の元、ヒドラの技術を利用することで完成されたスーツの性能はスパイダーマンを凌駕する。

そんなスーペリア・オクトパスがハズブロからマーベルレジェンド化。デモゴブリンアソートにラインナップ。スパイダーマンをベースにしながらも、随所にドクターオクトパスの記号が加えられたデザインが忠実に再現されている。

正面から。スパイダーマンとは似て異なる姿が印象的。

背面から。背中のバックアップから展開される4本のメタルアームも再現されている。

バストアップ。黒とグレーの二色に緑のアクセントが映える、威圧感を与える姿。マスクには眼鏡を模したデザインが施されている他、蜘蛛とタコをミックスしたシンボルマークが特徴。

マスクとシンボルマークのデザインが最高過ぎる…(恍惚)。

スパイダーマンの蜘蛛糸に近い黒い墨を放つシューターガントレットも再現。左手は開き手、右手は握り拳のみ。近未来的なデザインもまたイカす。

素体はスパイダーマンお馴染みのものを使用しているので、優秀な可動性はそのまま。メタルアームと合わせることで抜群の「映え」を演出してくれる。

スーペリア・オクトパス専用のメタルアーム。このアーム、発表当時は「遂にフレキシブルなものになったのか⁉」とファンを期待させたのだが、ご覧の通り可動はしない固定式。落胆したファンもまた多かったようだが、4本それぞれに表情付けがされているのは面白いと思う。

アーム先端のかぎ爪や中央部のクリスタルも再現(クリスタルはペイントだが)。かぎ爪は流石に非可動だが、造形は◎。

メタルアームを外したスーペリア・オクトパス。背中がスッキリし、よりスパイダーマン「らしい」姿になった。

さらに背中のバックパックは取り外すことが可能。

4本のメタルアームの差し込み位置を変えることで、表情付けされたアームを活かす。向きを変えるだけでもだいぶイメージが変わってくる。アームの差し込み位置を変える点はスーペリア・ヴェノムと、アームの欠点をある程度克服した点はドクターオクトパスのそれを意識してか。

オリジナルであるスパイダーマンと並べて。背丈は殆ど同じ。それでもスパイダーマンにはないダークヒーロー感あるデザインが良い。

スパイダーマンとバトル!ヒドラに与しながらも、目的はあくまでも自分の優秀さを知らしめることとスパイダーマンの打倒なのがオットーの良い所であり、面倒くさい所。ピーターもそんなオットーに悪態をつきながらも迎え撃つのだから、喧嘩する程仲がいいを体現した関係性だと言える?

協力者であるアーニム・ゾラと並べて。オットーはゾラとはあくまでも対等の関係であると考えていたが、当のゾラはオットーを一戦闘員程度にしか考えていなかった。スパイダーマンとの戦闘の後に、オットーはゾラをぶちのめしてヒドラを脱退。どの道ゾラではオットーは扱いきれなかったろうし、妥当な結末だったと思う。

「現状こそがベストな“私”だ!負け犬は黙っていろ!」「何がベストだ、愚か者め!劣等感まみれのインフェリア“劣った”・オクトパスが!!」
オクトパスガールで描かれたスーペリア・オクトパス対ドクターオクトパス、過去と現在のオクトパスがぶつかり合う様は読んでて熱かった。未読の方には是非読んで欲しい、いやマジで。

最後はスーペリアなオクトパスたちと並べて締め。現状のベストが右にいるのはスーペリア・オクトパスには内緒だ。

オクトパスたちのレビューはこちらから↓

 

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スパイダーマンとドクターオクトパスの記号をミックスして誕生したスーペリア・オクトパス、その出番は決して多くなく、最終的にレッドゴブリンに破壊された末にオットーは再びスーペリア・スパイダーマンの姿で再登場。管理人はスーペリア・オクトパスのデザインは大好きだっただけに、そんな不憫な彼が立体化されたことに純粋に歓喜したものだ。アームが固定式なのは些末な問題、とは言わないがあまり気にならなかったのは事実。

ドクターオクトパスと同様にアームを改造することで、可動式にすることが可能。腕に自信がある方はチャレンジしてみては如何かな?