[アメコミ]LAGIAの趣味部屋[アメトイ]

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アメコミ:GUARDIANS OF THE GALAXY(2019)#7

サノスの脅威が去った宇宙に近付く新たな脅威!

これを迎え撃つガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだったが…。

 

 

前回はこちらから↓

 

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【あらすじ】

サノスの復活を目論んだヘラとブラックオーダーを退けたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、暫しの休息を取っていた。恋人との逢瀬を楽しんだスター・ロードたちだったが、そこに父ジェイソン・スパルタクスから通信が入った。謎の集団から攻撃を受けていること、そして助けには来るな、と。

父からのSOSを聞いて黙っていられるスター・ロードではなく、仲間たちと共に通信が発信された地点へと向かう。そこに待っていたものは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが想像もしていなかった光景だった。

父は謎の集団から攻撃を受けて消息を絶った。
最後に言い放った「信仰せよ」とは一体?
【FAITHLESS】

前号にて銀河中を揺るがす大事件を解決したガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの元に、また新たな事件が舞い込んできた。宇宙の闇から巨大な船が突然現れ、ジェイムソン・スパルタクスやノヴァ軍に攻撃を加えてきたのだ。船には紫色に怪しく光るアンクのような模様が刻まれていて、船内には両脇にボディガードを連れ、フードを深く被った男の姿が。異様な雰囲気に包まれている彼らに警戒するノヴァ軍だったが、船から放たれた光に捕らえられ、皆一様に意識を乗っ取られてしまったのだ。

一体何処から、何のためにやってきたのか。
異質すぎる船だが、少なくともヒーローたちにとっての敵だということは明らかだった。

立て続けに発生した宇宙の危機。しかし、ここで手をこまねいているガーディアンズ・オブ・ギャラクシーではない。宇宙と父を救うために船に近付き、ロックジョーの能力を借りて敵船の内部に侵入するスター・ロードたち。そこで彼らが見たのはまるで内臓のように繋がれた夥しい数のカプセル。その紫色に光に照らされたカプセルにはうっすらと人影がちらほらと見える。外見が異質なら、中もまた同様に異質で気味が悪い。警戒するスター・ロードたちだが、そこに先述のフードを被った男が現れる。

自らをパトリアークと名乗った男は、スター・ロードがここに来るのを待っていたのだという。パトリアークが指揮する船は「ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース」というカルト集団なのだそうだが、自分を総主教と名乗ったりするフード男とか胡散臭いとしか感想が出てこない。無論こんな奴が悪党でない筈がなく、強力なテレパシー能力で瞬く間にガーディアンズを無力化してしまった。万が一に備えて船に残っていたグルートとテレパスでスター・ロードたちの異変を感じ取ったムーンドラゴンは、急いでユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルースの船から撤退する。こいつぁ只事じゃないぞ。

パトリアークが送り込んだ思念は信仰、そして死。
死を強いる指導者の何処に理想がある!?寝言をうんたらかんたら。

パトリアークのテレパシーから辛くも逃れたスター・ロードだが、追い打ちをかけるようにパトリアークはスター・ロードに詰め寄る。自分が見せた思念はこの宇宙に生きる者たちにそう遠くない未来で起きることであり、自分たちは来る「死」に備えて生きようとする意志を集めているのだという。そのための試金石が、スター・ロードであり、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなのだ。フードを取り、素顔を見せながら己の目的を語るパトリアークの正体に愕然とするスター・ロード。パトリアークの正体は、先程通信が途絶えたジェイソンその人だったのだ。

 

「ファイナル・ガントレット」では死人であるサノスの復活を巡るエピソードだったが、この「フェイスレス」ではより死にフォーカスを置いたものになっている。宇宙全体が未来に起きる死と言えば、起こり得る未来の1つである“サノスの勝利”だが果たして関連性はあるのだろうか?サノスとは切っても切り離せない関係にあるガモーラは泣いていいと思う。

危機に陥った仲間たちを救うべく、方法を模索するグルートとムーンドラゴン。2人はある男の協力を求めてハーフワールドへ降り立つ。2人の前に現れたのは、変わらない軽口を叩きながらも、衰弱しきり瘦せ細ったロケット・ラクーンだった…。