ザ・フッドの罠を突破せよ!群がる雑兵を蹴散らして活路を切り開け!
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【あらすじ】
パニッシャーが警察組織に撃たれた。彼らはザ・フッドが送り込んだ偽物の警察で、パニッシャーを始末する為に送り込んだのだ。
しかし、この程度で倒れるパニッシャーではない。たかが人間と舐めたザ・フッドに目にもの見せてやる。さあ、反撃だ!
【ウォーゾーン】
突入したザ・フッドの手下たちはどんな心境だっただろう。相手は手負いの男ただ1人。その男の手で武装した殺しに精通した兵隊たちが1人また1人と、次々と命を落としていく。きっと生きた心地はしなかっただろう。
けど心配はいらない。皆纏めて仲良くあの世行きだから。
続々と突入していく偽警察たちと、1人で応戦するパニッシャー。彼らの戦い、否、一方的な虐殺をヘンリーは監視カメラ越しに見ていた。パニッシャーの戦いから目を逸らさない、あの時フランクに協力を申し出た時に決めたことだ。
硝煙が舞い、血が流れ、悲鳴と絶叫がこだまする凄惨な戦場は全て正義の為、悪への溢れる怒りの感情がパニッシャーを突き動かす。無双していくパニッシャーの姿は非常に爽快感があっていい。やはりパニッシャーはこうでないと。
勿論フッドもただ黙って見ているわけではない。突入させた部隊を囮に、フランクの協力者の居所を部下に探させていた。フッドの部下である熊の能力を持つ超人グリズリーがヘンリーの居所を発見し突入、それが罠であることにも気付かずに。もぬけの殻であることに気付いたことに気付いた瞬間、グリズリーの体は爆炎に包まれたのであった。
偽警察を全て殲滅しヘンリーの元に帰還したパニッシャーは傷の応急処置をしながら、自分たちを狙う者の正体を知る。ヘンリーはパニッシャーが戻ってくる前に既に首謀者を特定していたのだ、監視カメラに映っていたザ・フッドの姿を。
ノーマン・オズボーンの始末の前にザ・フッドを殺さなければならない。奴を始末しないことには先に進まない。
そう考えたパニッシャーは武器を整える。相手は超常の力である悪魔の力を操る男、こちらも考えうる最善の手を打たなければなるまい。
パニッシャーがザ・フッドにターゲットを移す中、ザ・フッドは自身の協力者に当たり散らしていた。失敗を繰り返せばオズボーンに見限られるばかりか、こっちが始末されてしまう。焦りを隠せないフッドだが、協力者はあくまでも余裕な態度を崩さない。まだ流れはこちらに向いている。協力者の正体は死んだ筈の男であるマイクロチップ、パニッシャーをよく知る男が打つ次の手は?