ジョニー・ブレイズvsダニー・ケッチ、決着！
2人はリリスの野望を阻止できるか？！
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【あらすじ】
NYのサンクトラム前へゲートを通じてやってきたジョニーとメフィスト。2人は自分たちを始末するために、リリスが地上へと送り込んだ怪物たちがブルックリンへと集結しているのを感じ取っていた。
それはドクターストレンジには見過ごせない。
ストレンジはジョニーがこれ以上魂を侵され、悪に堕ちてしまわないようにメフィストの言うことを聞くな、と説得する。
だが、やはりジョニーは耳を貸さない。自分を地獄に置き去りにした奴が今更助けるなどとふざけたことを言うな、とストレンジへの怒りをぶつける。
ストレンジをヘルファイアブレスで吹き飛ばす地獄王。もはや、怒れる地獄王を止めるこはできないのか。
そこにダニーたちが現れる。今度こそジョニーを止め、助けるために。
怪物たちをウルヴァリン、パニッシャー、ケアテイカーに任せてダニーはジョニーに戦いを挑む。
【互いが互いを想うが故に】
未だに“スピリット・オブ・コラプション”の力の制御ができず暴走するリスクを抱えるダニーと、地獄の瘴気にあてられて悪魔そのものな姿へと変貌していくジョニー。
こんな様になっても2人は戦う。
ダニーはジョニーを止めるために。ジョニーはダニーをこれ以上巻き込まないために。
邪悪な悪魔たちの姦計に翻弄される哀れな兄弟だが、その戦う動機は純粋そのものだ。
お互いの意地を通すためにぶつかり合う姿は、ひたすらに“燃える”。
‘’‘心優しい’兄にはとても許せることではない。
ダニーの持つ“スピリット・オブ・コラプション”の力、“腐敗”の力を凝縮した剣“ブライトソード”。この剣は突き刺した相手の魂を腐蝕させ、死に至らしめる恐ろしい武器だ。パニッシャーのような強靭な精神力を持つ相手ならば無効化できるが、並大抵のヒトでは不可能だ。
堕落し、暴走状態のジョニーを止める方法はただ一つ。ブライトソードでジョニーを貫き、彼の魂を蝕む病原体のみを殺すこと。だが、それをすればジョニーを助けるどころか殺してしまいかねない危険な策だ。
地獄の王の猛攻にさらされながら、ダニーは覚悟を決める。
ジョニーの叫びがこだまする。
【一件落着…？】
ウルヴァリンたちがリリスが差し向けた怪物たちの対処に追われる中、ジョニーたちの戦いは決着を迎えた。
勝者はダニーだ。
だが、"スピリット・オブ・コラプション“の力を制御しきれず危うくジョニーにトドメを刺しかける。すんでのところでウルヴァリン達が止め、ダニーの使命をストレンジが引き継いだお陰でジョニーの魂は救済された。
リリスの野望はこれで御破算。ジョニーは地獄からの悪影響から開放された。
"復讐の精霊“は悪魔たちの思惑通りにはならない。彼らの行くロードを阻むものはいないのだ。
ダニーやケアテイカーたちに礼を言うジョニーだが、自分にはまだやることがあるという。正体不明の"災厄“が迫るのを感じ取っていたジョニーはメフィストを連れて何処か去る。今度は邪悪な悪魔により舗装されたロードではなく、仲間たちからの友情で舗装された正義と自由のロードだ。
ジョニーの救出に成功し、満足げなダニーはケアテイカーと共にダニーが勤めるバーへ。新たに手に入れた力"スピリット・オブ・コラプション“の制御は未だできていないが、仲間たちの手助けのお陰で万事解決。今は勝利を祝いたい。後のことは祝杯を上げてから考えよう。
浮かれるダニーだが、彼らを待ち構えていた者がいた。
戦いはまだ終わっていなかったのだ…。
彼はリリスの手先か、それとも…？
