至高の魔術師たちの共演劇の第3幕!摩訶不思議なマーリンの領域の大冒険!
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【あらすじ】
現在よりも過去、ネイティブアメリカンたちに精霊の存在が信じられていた時代。
その時代に生を受け、父親の過ちから精霊たちの怒りを買い、呪いを受けた女性。クシャラ。彼女は精霊と心を通わせるシャーマンであり、“復讐の精霊”デーモンライダーなのだ。
そして、現在。アーサー王のキャメロットへと足を踏んだソーサラーズ・スプリーム。“忘れられしもの”の対抗策を探すが、一向に見つからない。あるのは魂を抜き取られて無造作に転がる夥しい数の人間たちに、無数の魔術書。
そうこうしているうちに、“忘れられしもの”もキャメロットに近付いていた…。
【デーモンライダー】
今回スポットライトが当たったのはデーモンライダーことクシャラ。
ヒトの“魂”と交信し、悪意を払うソーサラー・スプリームだ。ソーサラーズ・スプリームの中では比較的穏やかで、優しい気質な故に悪意ある“魂”や、善良な“魂”の悲鳴に悩まされやすい普通の女性でもある。そして同時に悪を許さない確かな正義感も持つ。
“忘れられしもの”の出自を知り、彼らの境遇を憐れむも罪なきものを傷付けるものは許さないのだ。
【対決、忘れられしもの】
キャメロットへ侵入した“忘れられしもの”は人間たちの“魂”を奪い、自分の力を強化。これにより時空間をも突破することが可能に。
更に自身の配下たちもソーサラーズ・スプリームに次々とぶつけて消耗させようとする。ストレンジたちも反撃するが、人間たちから奪った“魂”を盾にしてしまう。
だが、そんな真似を“復讐の精霊”が許すはずがない。クシャラが撹乱、ダメージを与えていく中、魔術師たちの一斉攻撃が悪鬼に直撃していく。
最後は自らの攻撃をウィッカンが取り出した魔法の鏡で弾き返され、撤退していくのだった。
“忘れられしもの”は退かれ、彼らに奪われた“魂”は取り戻せた。元に戻った人々の姿に安堵するソーサラーズ・スプリーム。
だが、先は長い。一行は気持ちを新たにキャメロットの奥深くへ向かう。
そこに待ち受けるものとは?